みかんが美味しい季節ですね。 先日無農薬のみかんが手に入ったので陳皮を作ってみたのですが、これがなかなか使えます。 陳皮とは、みかんの皮を乾燥させたもので漢方薬にも使われています。本来は数ヶ月〜数年干す必要があるのですが、きれいに洗って表面の皮の部分を薄くむき、数日乾かすだけでもお手軽陳皮が出来上がります。 きっかけは銀座六雁の板前さんに「カブの粕汁に使うと美味しい」とお聞きしたことだったのですが、家庭の味が一気にお店の味にランクアップするので、それ以来我が家ではゆずの代わりに陳皮を使うことが多くなりました。 みかんの果実はビタミンCやクエン酸が豊富なため風邪予防にぴったりですが、薬膳では皮のほうが重視されます。皮は気血のめぐりを促す働きがあるので、血行の悪い方は陳皮を紅茶に入れて飲んだり、入浴剤にしていただくのも良いと思います。ぬか床に入れるのもおすすめですよ。 コメントの受け付けは終了しました。
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